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​コンセプト

地主の思いからはじまったプロジェクト

この場所は、江戸時代には川越と江戸を結ぶ街道沿いの宿場町「膝折宿」の要所として栄えていました。

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代々この土地を守ってきた家族は、大木へと育った屋敷林の中に、

芝生やバラ、四季折々の草花を丹念に育て、時間をかけて豊かな風景を育んできました。

そうした家族が、「この自然豊かな環境をどう次の世代に残していくか」を話し合い、構想されたのがこのプロジェクトです。

​「ケヤキファミリア」とは

「ケヤキファミリア」は、自然豊かなこの環境の中に小さな賃貸住宅を点在させたビレッジです。

この土地の象徴でもある大けやきの下にひとが集うことを願ってこの名前を付けました。

 

自然の魅力を感じられる賃貸住宅をつくることで、この地の豊かさを分かち合う。

心豊かな暮らしを楽しむ人々が集い、その関わり合いがこの土地の環境を未来へとつなげていく――そんな暮らしのかたちを、ここで育んでいきたいと考えています。

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「家を買うより、ずっと豊かかもしれない賃貸」のかたち

プランづくりに関われる仕組み

建物の着工前に住まい手を募集し、あらかじめ用意された基本プランをもとに、打ち合わせを重ねながら自分らしい住まいへと手を加えていくことができます。

また、コモンスペースの活用についても、入居者同士でアイデアを出し合える場を設けています。ライフスタイルに寄り添った暮らしを、共につくっていく仕組みです。

※プラン変更が可能な範囲は、事前に定められています。

“なりわい”を併用させた暮らし

1階をビストロやカフェ、あるいは事務所として活用し、2階を住まいにする。

そんな“なりわい”と住まいが共存する暮らし方も想定した設計プランをご用意しています。

住まいを閉じた空間にせず、外へと開くことで、自然と人がつながる場を生み出すことを意図しています。

​※店舗利用の場合、一定のルールがありますのでお問い合わせください

コモン空間のある暮らし

このビレッジにおけるコモンスペースの目的は、住人同士の交流ではなく、それぞれの暮らしが自室の中だけで完結せず、外の自然や空間へゆるやかに開かれていくことです。

たとえば、ひとりの時間の延長に、大ケヤキの木陰で風にあたるひとときがある。

いまや一戸建てでは維持できない木々に囲まれた豊かな環境を、「賃貸+コモン」というかたちで共有し、味わう。それが、このビレッジが目指す暮らしです。

用意されたコモンスペースは、次のとおりです。

共有の菜園 

庭の一角にある菜園では、季節の野菜を育てたり、自生するフキなどの野草を自由に楽しんだりできます。

コモンハウス

読書やお茶の時間、小さな創作活動など、それぞれの時間を静かに過ごせる小さな小屋。自分の暮らしをそっと拡張させるための空間です。

コモンガーデン

大ケヤキの木陰に広がるオープンスペース。 ただ佇んで季節の風を感じるもよし、住人同士でマルシェなどのイベントを開き地域と関わるもよし。 この地の自然とともに、暮らしが育っていく場です。

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